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 新型コロナウイルスの感染拡大で日本全国で不要不急の外出自粛が叫ばれるなか、旅行のキャンセルが相次いでいる。書き入れ時のはずの5月の大型連休を前に、旅行会社は「自粛要請が延長になれば、体力のないところは生き残れない」と危機感を募らせている。

 「毎日、キャンセルの作業に追われ、店を閉めようにも閉められない」。4月下旬、関西を拠点にする旅行会社では客からの電話の対応に追われていた。連休の旅行のキャンセルを、直前まで待つ客も多いからだ。

 16日に緊急事態宣言が全国に拡大され、4月は全ての旅行がキャンセルになった。「5月もまだ1本の予約があるが、いずれキャンセルになるのでは。4、5月はそれぞれ約1千万円の赤字。キャンセルは9月の旅行にまで及ぶ」(社長)と頭を抱える。

 政府の緊急経済対策には中小企業向けの最大200万円の給付が盛り込まれたが、「従業員の多い会社には『焼け石に水』」。緊急事態宣言期間のさらなる延長についても、「そうなれば財力のあるところしか生き残れない」と危惧する。

 JTBによると、関西発の国内ツアー旅行で最も人気があるのは東京ディズニーリゾート。関西の観光地ではユニバーサル・スタジオ・ジャパン(USJ)が一番人気だ。しかし、両施設とも5月中旬までの休業をすでに決めている。

 両施設への旅行が事業の約半分…

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