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 コロナウイルスの影響による外出や旅行の自粛で多くの人がストレスをためるなか、自宅で楽しめる入浴剤の好みにちょっとした変化が起きている。人気なのは「温泉地」シリーズだ。

 入浴剤大手バスクリン(東京)によると、製品の中でも各地の温泉名をうたった「日本の名湯」の1~3月実売額が前年同期比247・5%と急増。3月単月も同307・9%だった。

 競合品のクラシエホームプロダクツの「旅の宿」も「一般的に暖冬の後は売れないのに売れている」(広報)。バスクリン広報の赤岡隆太さんは「自粛による春休みの旅行中止や在宅時間が長くなったのが影響し、皆さんが自宅で気分転換に温泉地シリーズを使っているのかも」と話す。

 各観光協会や温泉組合から「温泉地公認」を得ている「日本の名湯」は昨秋にリニューアル。実際の温泉水に含まれる上位3種の成分を含み、現在は別府(大分)や嬉野(佐賀)、山代(石川)、乳頭(秋田)、登別カルルス(北海道)など計17カ所を企画したシリーズとなっている。(鳴澤大)