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 萩生田光一・文部科学相は28日の閣議後会見で、新型コロナウイルスの感染拡大の影響で中止が決まった全国高校総合体育大会(インターハイ)の夏季大会の代わりとして、「文科大臣杯のような記録会を行う機会をつくりたい」と述べた。大学の総合型選抜(旧AO入試)などの評価に採り入れてもらう考えだ。

 萩生田氏は、感染拡大の影響でスポーツ大会や文化活動などが中止となっていることから、9月以降に総合型選抜や学校推薦型選抜(旧推薦入試)を予定する大学などに対し、出願時期を遅らせる案を示してきた。26日には多くの高校生が参加予定のインターハイ夏季大会も中止が決まり、両選抜での評価の方法が課題となっていた。

 萩生田氏は会見で、新型コロナの終息が前提とした上で、「緊急事態ですから、私の責任で大臣杯のようなもので各都道府県に記録会を行っていただき、結果をAO入試や推薦入試で評価してもらう機会をつくりたい。必要な予算はしっかり確保していきたい」と話した。(伊藤和行)