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 臓器移植法で脳死からの臓器提供ができるようになって20年以上が経ちました。移植は臓器提供者(ドナー)がいて初めて成り立つ医療。そのドナーはどんな原因で脳死となっているのでしょうか。

 臓器移植法は1997年10月に施行されました。当初はドナー本人が生前に臓器提供の意思を書面で示していた場合に限られていましたが、改正法が施行された2010年7月以降は本人の意思表示がなくても家族が承諾すれば可能になりました。臓器提供のあっせん手続きを担う日本臓器移植ネットワークの発表によると、19年末までの提供数は662件。本人意思206件、家族承諾455件、非公表1件です。これらの臓器提供により、計2893件の移植手術が行われました。

 移植ネットワークは各提供事例について、ドナーの性別や年代、脳が障害を受けた原因である原疾患を公表しています。提供者や家族のプライバシーが侵害されない範囲で透明性の確保を図ることが移植医療を進めるために重要、との考えに基づくものです。ただし、公表内容については家族の意向が尊重されます。臓器移植法に基づく脳死判定(=法的脳死判定)の前提条件として「確実な診断が必要」とされる原疾患についても、19年末までの提供事例の約6%に当たる41件で非公表です。

 移植ネットワークは原疾患を八…

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