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 実業家の堀江貴文さんらが起業した宇宙ベンチャー「インターステラテクノロジズ(IST)」が、5月2日から北海道大樹町で予定している小型ロケットの打ち上げについて、町は28日、見学者の来訪により新型コロナウイルスの感染拡大を恐れる声が町民から出ていることなどから、同社に延期を求める要請文を提出した。

 同社は「対応につきましては決定し次第、追って発表いたします」とコメント。大樹町民でもある堀江さんは、27日のツイッターで「今日すごく嫌なことされたので大樹町民やめます」と投稿した。

 計画では、小型ロケット「MOMO」5号機の打ち上げは、5月2日午前5時15分からで、3~6日も予備日に設定していた。新型コロナの感染拡大を受け、同社と町は見学場やパブリックビューイング会場を設けない「無観客」で行う予定にし、町への訪問自粛も呼びかけていた。

 町の要請文では「来町自粛の呼びかけに応じない見学者の出入りを不安に感じる町民の声もある」「町民の不安を払拭(ふっしょく)するのに十分な対策を講じることは困難」などとしている。(中沢滋人)