別府の市営温泉、市民に限定 県外ナンバー目立ち対策

新型コロナウイルス

加藤勝利
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 大分県別府市の長野恭紘市長は28日、新型コロナウイルス感染拡大を防ぐため、29日から当面の間、市営温泉や全ての公園の利用を市内居住者に限定すると発表した。市によると、市内には約100の共同浴場があり、16の市営温泉には年間延べ140万人が訪れている。

 全国の感染拡大で市内でも多くの旅館やホテル、観光施設が休業中。市は人の移動を抑制するという観点から、利用者の市民限定を打ち出した。市によると、4月に入って別府温泉で県外ナンバーが以前より目立つようになり、不安を感じる市民も少なくないという。

 長野市長は「市内の入浴客かどうか分からない場合は、免許証など本人確認できる証しの提示を求める」としている。(加藤勝利)

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