拡大する写真・図版皇居外周に張り出された、ランニング時にマスク着用を促すメッセージ=2020年4月28日午後5時、東京都千代田区、林敏行撮影

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 皇居外周を走る「皇居ランナー」に東京都千代田区が、マスク着用と、人との間隔を十分に空けることを求める呼びかけを始めた。新型コロナウイルスの感染拡大防止のための対応だが、健康維持のランニング禁止は難しいという事情もあり、区は「ランナーには『ステイホーム』を意識したうえで、走る場合は周囲への配慮をお願いしたい」と話した。

 1周約5キロの皇居外周は区外からも、たくさんのランナーが訪れる人気コース。多い日には約5千人が走る。外出自粛要請でランナーは激減しているものの、周辺住民から「マスクをつけずに走る人が多い」という声が、区に寄せられているという。

 区は27日夕、公式ツイッターなどで「マスクを着用し、間隔を空けるなど周囲への配慮をお願いします」と発信。ランニングコースにもメッセージを貼った。28日午後、マスク姿で走っていた会社員男性(52)は週に2度ほど走るという。「息苦しくて外したくなるけど、走らせてもらっているので、マスクくらいは着けないと」と話した。(大山稜)