大谷秀幸、清水優志
島根県安来市の安来節保存会が、新型コロナウイルス感染拡大防止の外出自粛による運動不足やストレスを解消してほしいと、「どじょうすくい体操」と「どじょうすくいパラパラ」を保存会のホームページ(HP)で紹介している。どじょうすくいの動きをもとにした、自宅で簡単にできる体操だ。
動画には安来節演芸館の増田明美支配人が登場している。市や増田さんによると、「体操」と「パラパラ」は2000年代から安来市内で普及していて、市民には、なじみがあるという。
いずれも安来節をアレンジした音楽に合わせて体を動かす。体操は、手ぬぐいを引っ張って肩を伸ばしたり、下半身のスクワットをしたりする。増田さんは「体幹が鍛えられてバランスが良くなる。体操に合わせて声を出すのもいい」と話す。一方のパラパラは、ステップを踏んでリズムに合わせて体を動かす。
「懐かしい」という感想や、親子で体験した動画が寄せられているという。動画は、体操が4分28秒で、パラパラが2分43秒。安来節保存会のHP(http://www.y-hozon.com/)から見ることができる。
保存会の担当者は「見るだけでも笑顔になる。ストレスや運動不足に悩むみなさんを『すくい』たい」。(大谷秀幸、清水優志)
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朝日新聞社会部