国連人口基金(UNFPA)は28日、新型コロナウイルスの感染拡大により、今後数カ月間で700万人が望まない妊娠をする可能性があると発表した。性暴力も増えるといい、カネム事務局長は「女性たちが身体や健康を守る能力を失う危機だ」と指摘する。
UNFPAによると、今年3月現在、114の低中所得国で4億5千万人が避妊のためにコンドームやピルを使ったり、手術を受けたりしている。ただ、医療従事者が新型コロナの対応に追われている上、物流も滞っており、避妊の手段が限られてしまっている。
そのため、経済活動の制限がこのまま半年続いた場合、一切の避妊ができない女性の数は4700万人に上る。その数は3カ月ごとに最大200万人ずつ増えていくとみられるという。
UNFPAはまた、通報先や避…
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朝日新聞国際報道部