新型コロナウイルスの感染者が100万人を超えた米国で、戦後最長の好況局面にあった経済が急停止した。足元の4~6月期はさらなる落ち込みが予想される。経済活動を再開させる動きも出ているものの、急回復にはほど遠い。
「米国は再び経済活動を始めつつあり、第3四半期(7~9月期)はもう大丈夫、第4四半期(10~12月期)は絶好調になる」
トランプ米大統領はGDPの発表を控えた28日、ホワイトハウスでそう述べた。11月の大統領選を控え、夏以降の「V字回復」を強調したい思惑が強い。
しかし米経済の現状は楽観を許…
残り:955文字/全文:1194文字
【5/11まで】デジタルコース(月額3,800円)が今なら2カ月間無料!詳しくはこちら
速報・新着ニュース
あわせて読みたい
PR注目情報
※Twitterのサービスが混み合っている時など、ツイートが表示されない場合もあります。
朝日新聞国際報道部