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 小学生が使う鉛筆はかつてHBが主流だったが、最近では芯が軟らかくて濃く書ける2Bがよく使われている。子どもたちの筆圧の低下を理由に、新入生には2Bを指定する学校も増えている。

 昨春、大阪府枚方市の公立小学校に娘が入学した母親は、学校から「鉛筆は2Bで」と求められた。新年度で2Bを指定している同市内の複数の小学校に記者が理由を尋ねると、「軟らかい鉛筆の方が筆圧をかけやすい。HBだと字が薄くなり教師は読みづらい」「硬い鉛筆だと力が入り、正しく持てない」とのことだった。硬筆による書写が盛んな埼玉県でも、新入生は2Bで指導する例が多いという。

 鉛筆メーカー最大手の三菱鉛筆によると、同社の出荷ベースで1994年にHBが46%、B22%、2B19%だったのが、2014年には2B44%、B21%、HB20%と順位が入れ替わっている。

 やはり大手のトンボ鉛筆の学童用の売上数量を見ても、2Bは1999年の約50%から2019年には約70%を占め、HBは約15年前から10%を割り込み、さらに硬いHはほとんど生産されていない。

 実際に、子どもの筆圧は低下し…

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