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 30日午前9時半ごろ、東京都葛飾区の警視庁亀有署南水元(みなみみずもと)交番で、交番相談員の男性職員(61)が包丁で襲われた。同庁によると、襲った男はそのまま逃走して近くのマンションの一室に立てこもり、110番通報を受けて駆けつけた警察官にまもなく殺人未遂などの疑いで現行犯逮捕された。職員は背中や尻に1カ月の重傷を負ったという。

 亀有署によると、現行犯逮捕されたのは同区の無職の男(57)。調べに「黙秘する」と供述する一方、立てこもりの最中には「催眠術にかけられている」と話していたという。

 男は大声で叫びながらいきなり交番に押し入り、職員ともみ合いになった。逃走する男を職員が追いかけ、マンションに入るのを確認。室内で男は自らの腹に包丁を突き立てるなどしたが、午前10時5分ごろ、その場で身柄を確保された。

 交番をめぐっては、2018年に富山県警と宮城県警で警察官らが殺害される事件が相次いだ。