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 政府は、5月1日の閣議をインターネットによるテレビ会議形式で行う。新型コロナウイルスの感染拡大を避けつつ、閣僚同士が顔を合わせられる「テレビ閣議」を初めて試行する。

 菅義偉官房長官が4月30日午前の記者会見で発表した。閣議は内閣法に定められ、法案や政令など政府の重要事項を決定する会議。原則、全閣僚が出席して火曜と金曜の週2回あり、案件ごとに閣議書に全閣僚が署名する。東京都などに緊急事態宣言が出されたことや、閣僚の秘書室で感染者が出たことなどから、10日から首相官邸に集まらず、事務方が順番に閣僚の署名を集める持ち回り形式に変え、開催してきた。

 菅氏は今回の試行について、「しばらくの間、閣僚が顔を合わせた閣議を開催していない」などと理由を説明した。定例化するかについては、「今回の試行における課題を精査することから進めていきたい」と述べるにとどめた。