拡大する写真・図版水野滉也さん。「プロジェクトに寄り添って1件でも多くCFを達成させたい」と今の目標を語る

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 プロ野球から、ネット上で資金を募るクラウドファンディング(CF)事業の世界へ――。昨季までDeNAに所属した水野滉也さん(25)が、5月のサイト運営開始をめざして準備を進めている。起業を思い立ったきっかけは、地元を襲った大地震だった。

 水野さんは札幌市出身。札幌日大、東海大北海道を経て、2016年秋のドラフト2位でDeNAに入団した右腕だ。プロ1年目に1軍で登板したが、その後は右肩のケガに悩まされ、2年目からは育成契約に。1軍復帰はかなわず、3年目のシーズンをもって戦力外通告を受けた。

拡大する写真・図版入団時の水野滉也さん(前列左から3番目)。浜口遥大(同4番目)や佐野恵太(後列右端)らが入団同期にあたる

「どこにいても支えられる」

 引退後のセカンドキャリアを考え始めたのは、昨年の夏ごろ。かつて横浜(現DeNA)に在籍し、引退後に起業した高森勇旗さん(31)と会い、こう告げられたという。「プロ野球選手の多くは引退して、すぐに仕事をする。けど契約金があるなら、やりたいことが見つかるまで働かなくてもいいのでは?」。水野さんは「起業している人はかっこいいなと思いました」と振り返る。

 その後、SNSを眺めていたとき、2018年9月に起きた北海道胆振東部地震からの復旧をめざすCFを見つけた。地震の影響で練習場所がなくなった少年野球チームの室内練習場を支援するものだった。自身も寄付する傍ら、「現役を終えたら、こういうことがやりたいとマッチングしました。地震から1年が経っても、まだ元の生活に戻れない。ただCFを使えば、日本のどこにいても支えることができる」。

■契約金を資…

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