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 さいたま市は30日、新型コロナウイルスに感染して入院中の男性1人が亡くなったと発表した。また、これまで患者と職員計5人が感染した同市北区の「彩の国東大宮メディカルセンター」で新たに患者4人、職員2人の感染が確認されたと発表した。埼玉県内の死者は34人、県内で確認された感染者は中国・武漢市からの帰国者4人を含め863人となった。

 市は同センターで市内初のクラスター(感染者集団)が発生したと認定し、県を通じて厚生労働省のクラスター対策班の出動を要請する準備に入った。同センターは入院患者の新規受け入れに加え、新規外来も当面休止する。

 市によると、新たな感染者6人の内訳は整形外科と循環器内科に入院中の70~90代の女性3人、男性1人と20~40代の女性看護師2人。症状はいずれも軽いという。

 市は、24日に陽性が判明した患者のリハビリで濃厚接触した理学療法士らが一次感染し、そこからリハビリを受けた別の患者に二次感染を引き起こした恐れがあるとみている。循環器内科の病棟は整形外科と同じフロアという。(森治文)