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 「クラゲは家で飼える?」「骨はあるの?」

 山形県鶴岡市立加茂水族館がSNSに連日投稿してきたクラゲに関する「Q&A」が30日、ついに100問目に達した。クラゲの展示種類で世界一を誇る同館は、新型コロナウイルスの感染拡大の影響で休館中だが、「興味を持ってくれたらうれしい。落ち着いたら見に来てください」と呼びかける。

 投稿しているのは、クラゲの飼育を担当する池田周平さん(33)。大学時代に深海生物を研究し、以前勤めた東京都内の水族館でもクラゲを担当していた。

 これまでも館内を案内した子どもたちから様々な質問を受けていた。館内の質問ボックスでも受け付け、回答を貼り出したこともある。「なかなか来ることのできない子どもたちもいる」と、ツイッターとフェイスブックの活用を思いついた。

 最初の投稿は1月20日。「クラゲって何?」。回答は「簡単に言うと、ほとんどが水でできていてフワフワと漂っている生物」。わかりやすく特徴を紹介、手書きのイラストも付けた。

 「なんで毒があるの?」「何を食べるの?」――。以後、ほぼ連日投稿し、主に子どもたちから寄せられた質問などに答え続けた。「クラゲと仲良しになれるの?」という「Q&A」はツイッター上で、6千件以上の「いいね」を集めた。

 30日の100回目の投稿は「加茂水族館はなんでクラゲをたくさん展示しているの?」。閉館の危機にあった1997年春、サンゴの水槽から偶然現れたサカサクラゲの展示がきっかけだったことを紹介した。

 クラゲのQ&Aはこの日で一区切り。池田さんは「水族館のことやほかの生き物などについて、改めて投稿していきたい」と話している。(佐藤孝則)