営業再開に向けて準備着々 横浜・八景島シーパラダイス
瀬戸口翼
新型コロナウイルスの感染拡大防止のため3月28日から休園中の横浜・八景島シーパラダイス(横浜市金沢区)が6月1日の営業再開に向けて準備を進めている。
【動画】営業再開に向け準備が進む八景島シーパラダイス=瀬戸口翼撮影
入場時には入り口で赤外線サーモグラフィーによる検温を行い、37・5度以上の発熱がある場合は入れない。また入館者が常時千人程度になるように制限を設ける。
感染リスクを高める「3密」を避けるため、イルカなどが登場する日中のショーは通常2千席の座席を700席に減らした。密集が予想されるイベントや一部施設は引き続き営業を休止する。
同園では休園中、飼育員たちがSNSに動物たちの動画を投稿し、視聴者から好評を博した。
アクアリゾーツ(水族館)の支配人・大津大さん(50)は「営業を再開することができてわくわくしている。感染予防のためにソーシャルディスタンスの維持を呼びかけるなど、できる対策は徹底したい。魚や動物たちが人々の癒やしになれば」と話す。(瀬戸口翼)
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