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 佐賀県鳥栖市の「蔵出しめんたい本舗」が1日、冷凍うどん、つゆと、チューブ入りの辛子めんたいこをセットにした「蔵出しめんたいうどん」を発売する。新型コロナウイルスの影響で、「お取り寄せグルメ」の需要が高まっていることに目を付けた。

 高知県のうどんメーカーとタイアップし、もちもちした食感の極太麺を採用。福岡県や佐賀県のうどん店で主流の細めの麺とは差別化を図った。同じ太さの乾麺だと10分前後かかるゆで時間が、冷凍うどんは4~5分で済む。これからの暑い季節には、ゆでたあと冷やしたうどんにめんたいこと卵を載せ、つゆをかける「冷やしぶっかけうどん」がお薦めという。

 九州土産の定番となっている辛子めんたいこだが、新型コロナの影響でビジネスや観光での人の動きが止まり、土産物の需要が減ったことで打撃を受けている。同社も例年4月中旬に開いていた春の販促イベントを中止。古民家レストランのランチ営業を4月中旬から5月末まで自粛するなど、売り上げ減は避けられない状況という。

 オリーブオイルに漬け込んだ瓶入りの「めんたいアヒージョ」、トビウオの卵をイカ墨で黒く色づけした、キャビア風の「暗太子(あんたいこ)」――。コロナ以前から、ユニークな新商品を毎年のように発売してきた。そんな同社が初めて売り出す、主食として完結した商品だ。

 商品開発担当の取締役、古川千夏さんは「外食がしづらい分、主食になる商品がテイクアウト・お取り寄せや贈答品として喜ばれると見込んで開発しました。苦境を打開する一助にしたいものです」と話している。

 消費税込みで1944円。店頭のほか、電話注文の通販(0120・877・333)、オンライン通販でも販売する。(大野博)