[PR]

 滋賀の地酒でオンライン飲み会をする催し「琵琶湖さかずき」が31日夜、開かれた。新型コロナウイルスの影響で飲食店が営業を自粛し、蔵元の売り上げが落ち込む中、県内の地酒ファンが企画した。三日月大造知事ら約60人が、酒を片手に画面越しに乾杯した。

 参加者はパソコンやスマートフォンでテレビ会議システム「Zoom(ズーム)」に接続し、自分の好きな滋賀の酒を用意した。浪乃音酒造(大津市)や美冨久酒造(甲賀市)、喜多酒造(東近江市)など五つの蔵元も参加した。

 午後7時、画面越しに三日月知事が「コロナを吹き飛ばしましょう!」と呼びかけ、参加者は杯をカメラに近づけて乾杯をした。

 その後、各蔵元が醸造した酒を紹介。原材料やラベルなどについて説明し、「夏にすっきり飲めるようにつくりました。今日は穏やかで楽しい時間を過ごしましょう」などと語った。

 企画したのは「滋賀酒 近江の酒蔵めぐり」(サンライズ出版)の著者、家鴨あひるさん(59)=大津市=と友人の会社員磯部王郎(きみお)さん(31)=同。きっかけは、5月に京都で予定されていた試飲会が中止、東京での「滋賀地酒の祭典」は延期となり、居酒屋などの営業自粛で酒の売り上げも減ったことだ。

 蔵元や酒屋に協力を呼びかけ、ツイッターとフェイスブックの公式アカウント「琵琶湖さかずき」で参加を募った。

 次回は6月28日。参加無料だが、乾杯は滋賀酒ですることが条件。公式アカウントなどから事前に申し込む。家鴨さんは「滋賀酒で重苦しい雰囲気を少しでも明るくしたい。気軽に申し込んでほしい」と話す。(鈴木洋和)