森川愛彦
「新型コロナウイルスと日々闘っている医療従事者のために」と、福岡県大牟田市のゴム製品加工会社「九州パッキング製作所」が、自社の製造ラインを使って専門外のフェースシールドを製作した。5月1日に3千枚を大牟田医師会に無償提供する。
同社は普段、ゴムやスポンジなどの部品を製造している。フェースシールドを製作しようと考えたのは兼行民治郎社長(41)。姉が医師ということもあり、兼行社長の知人には医療従事者が多い。「患者さんも自覚していないまま新型コロナウイルスに感染しているケースもあるので、日々の診療が怖いと感じている」という話を聞き、「力になりたいと思った」という。
インターネットで米国のニューヨーク大学がフェースシールドの製作方法を公開しているのを見つけ、「うちの製造ラインで作れるのでは」と思いついた。4月中旬から材料を集め始め、約20人の全社員が2週間かけ、本業の合間に3千枚を製作。大牟田医師会に寄贈を打診したところ、快諾してもらったという。
完成品は、顔を覆う大きさのプ…
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