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 新型コロナウイルスの感染拡大防止のために配布する妊婦用布マスクで不良品が相次いでいる問題で厚生労働省は1日、黄ばみや異物混入などがあったものが約4万7千枚に上ることを明らかにした。今後、国がすべてを検品した上で、5月中旬から妊婦1人あたり2枚ずつ配布する。

 厚労省によると、これまでに異物混入や黄ばみ、カビの疑い、汚れなどが計4万6934枚で見つかった。そのうち黄ばみについては生地本来の色で品質に問題はないことが専門機関の分析で確認されたという。一方、カビについては培養して調べるため結果が出るまでに2週間程度かかるとしている。

 市町村の負担を減らすため、発送済みの47万枚はすべて国に返送させて検品する。加藤勝信厚労相は閣議後会見で「少しでも問題があるものは国が検品ですべて排除する」と話した。(姫野直行)