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 外出を控える異例のゴールデンウィーク。例年多くの人でにぎわう繁華街も人影はまばらだ。名古屋を代表する栄(さかえ)も同じ。400年の歴史を誇る街で生花店を営み、昨年まで商店街組合の全国組織のトップを務めた坪井明治氏(74)=愛知県商店街振興組合連合会理事長=に、街の現状を聞いた。

 ――新型コロナウイルスの感染拡大で、普段はにぎわう栄地区でも百貨店や飲食店が休業しました。商店街への影響はどうですか。

 「街を歩く人をすっかり見なくなりました。(経営する)生花店の売り上げは、ゼロに近い。卒業式や入学式、入社式など、イベントが一番多いのが3、4月ですが、ピタッと止まってしまいました。百貨店も休業になり、テナントとして入っていた店も一部は閉めました」

 「一番困っているのは飲食業。喫茶店でも売り上げが例年の1、2割まで落ち込んでいるところもあると聞きます。少しでも収益を上げようとテイクアウトをやらざるを得ない状況に追い込まれています。一方で、家賃や人件費などは従来通りかかります。それが耐えられるでしょうか。うちが所有するビルではテナントの負担を少しでも軽くしようと、家賃を減額しました」

 ――商店街としての対応は。

 「見通しが甘かったかもしれませんが、当初は経済も並行して進んでいくこともできると思っていました。しかし、感染は一向に収束せず、まずは感染を止めることが第一だと切り替えました」

 ――緊急事態宣言も出て、休業…

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