新型コロナウイルスの感染拡大で品薄が続くマスク。インターネット通販で注文したのに品物が届かない「未着トラブル」が相次いでいる。代金だけ取られ、出品者とはまったく連絡が取れない悪質な事例もあり、消費者庁が注意を呼びかけている。
東京都の30代の会社員男性は3月中旬、通販サイト大手のアマゾンで「国産マスク5枚入り8個パック」(1200円)を注文した。夫婦共働きで薬局に並ぶ時間はなく、渡りに船だと思ってクレジットカードで決済した。だが、到着予定日を過ぎても届かなかった。
男性が利用したのは、アマゾンに業者が出店する「マーケットプレイス」。出店者名はローマ字で、電話番号も外国のものらしかった。専用のフォームで問い合わせたものの返信はなく、結局アマゾンの保証の仕組みで返金を受けた。男性は「頼みの綱として利用した大手サイトでこんな目に遭うとは」と憤る。
アマゾンジャパン広報は取材に対し、具体的な件数などは明らかにしないものの同様の問い合わせがあることは認め、「悪意ある行為は全体のごく一部で、阻止するよう取り組んでいる」とコメントした。
国民生活センターや各地の警察…
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朝日新聞社会部