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 安倍晋三首相は1日、首相官邸で記者団に、新型コロナウイルスの感染拡大に伴う緊急事態宣言について、全国を対象としたまま、6日までの期限を1カ月程度延長する方針を示した。専門家からの意見を聞いた上で4日に決定。同日に記者会見を開き、具体的な延長の内容を発表する。

 首相は、1日に開かれた政府の専門家会議を踏まえ、国内の感染状況について「諸外国のような爆発的な感染拡大を逃れており、一定の成果が表れ始めているというのが専門家の皆さまの評価だ」と説明。一方で、「累積の感染者は1万人を大きく上回り、医療現場は依然厳しい状況にある」とし、「引き続き、国民の皆さまの協力が必要であるというのが専門家の皆さまの見解だ」と述べた。

 その上で、新型コロナ対策を担当する西村康稔経済再生相に対し、宣言を1カ月程度延長することを念頭に、専門家らと地域の感染状況に応じた対策を速やかに調整するよう指示したと表明。対策の内容などは4日に決定したいとし、「国民の皆さまにさらなるご協力をいただく以上、直接、記者会見を開いてご説明したいと考えている」と語った。