拡大する写真・図版京都大数理解析研究所の望月新一教授=京大提供

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 数学の超難問「ABC予想」を証明したと京都大数理解析研究所の望月新一教授(51)が発表した宇宙際タイヒミュラー(IUT)理論の論文をめぐり、「本当に証明できているのか?」と欧米を中心に議論になっている。論文は、国際的な専門誌が7年半かけて検証し、正しいと認めたものの、一部の数学者は納得していない。

 「不可解な数学の証明が出版される」

 英科学誌ニューサイエンティストは4月6日、そんなタイトルの記事を掲載した。フィールズ賞を30歳で受賞した若き天才、独ボン大のピーター・ショルツ教授が「論文には深刻で修正不能な飛躍がある」と批判したのを紹介。英国のある数学者は「証明には欠陥があるという見方に変わってきている。あるグループでだけ認められ、他では認められていないのは悪い状況だ」と指摘した。

拡大する写真・図版ABC予想を証明した宇宙際タイヒミュラー理論の論文

 ABC予想は、足し算とかけ算という数学の根本についての問いで、証明されれば数々の未解決問題の解決につながるとされる。証明は数学のノーベル賞とされるフィールズ賞級の成果とも言われる。

■論文、7年半か…

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