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 11月の米大統領選で民主党候補になることが確実なバイデン前副大統領(77)に対し、元スタッフが「1993年に性的暴行を受けた」と告発し、波紋を広げている。バイデン氏は否定しているが、他人の疑惑をめぐっては「名乗り出た女性を信じるべきだ」としており、有権者から「二枚舌」の批判が出かねない。

 バイデン氏を告発しているのは、90年代に事務所スタッフだったタラ・リード氏。米メディアへの証言によると、米議会の建物内でバイデン氏から壁に押しつけられ、陰部を触られたという。これに対し、陣営は「絶対に起きていない」と強く否定している。

 疑惑は20年以上前の出来事であるうえ、リード氏の告発内容には変遷がある。ただ、元隣人が米メディアに「95年ごろ、バイデン氏から暴行を受けたと聞かされた」と述べるなど、信頼性をもたせる証言もある。

 リード氏は「死亡した母親には伝えていた」とも話している。93年にはCNNの人気トーク番組の電話相談コーナーに匿名の女性が出演し、「私の娘は著名な上院議員のもとで働いていたが、最近仕事を辞めた。どうしても『問題』を乗り越えることができなかったからだ」と語っており、リード氏は「母親の声だ」としている。

 バイデン氏はこれまでにも、複数の女性から「意図に反して体を触られた」として批判され、「今後は個人のスペースに留意する」と反省の弁を述べた。ただし、今回の告発が事実ならば、比較にならないほどの問題となる。

 バイデン氏にとって深刻なのは…

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