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 国民に一律10万円を配る政府の「特別定額給付金」に便乗した詐欺とみられる不審電話や自宅訪問が福岡県内で相次いでいることが、福岡県警への取材でわかった。県警が注意を呼びかけている。

 県警によると、4月28日、筑後地区の80代の女性宅に市役所職員を名乗る人物から「10万円の給付金が支給される書類の書き方を教える」と電話があり、家族構成を聞き出そうとした。女性が「孫に聞かないとわからない」と答えると「またかける」と告げ、電話が切れたという。

 4月26~27日にも同地区の50代の男性宅に3回、実在しない「給付金センター」の職員を名乗る男から電話があり、名前や口座番号を聞かれ、「2万円を振り込んでもらえれば給付金の振り込みが1週間早くなる」と言われた。男性は不審に思い、うその名前などを伝えると電話がかかってこなくなったという。

 5月1日には北九州地区の80代女性宅に町役場の代行者をかたる男2人が訪問。女性は「足が悪い高齢者は国から支給される10万円の受け取り代行を利用できる」と言われたが、不審に思い「役場に連れて行ってください」と伝えると立ち去ったという。(横山翼)