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 居酒屋などがテイクアウト用にお酒を販売できる6カ月間の期限付き免許の申請が、受け付けを始めた4月10日から同24日までに全国で1万1386件に上った。国税庁が1日発表した。2週間で東京都内にあるすべての酒店やコンビニといった小売業者に匹敵する数の店舗が申請したことになる。

 都道府県別では、東京が3742件で最多。大阪988件、神奈川821件、愛知478件、福岡433件と続いた。

 期限付き免許は、新型コロナウイルスの影響で外食の自粛が広がったため、酒の在庫を抱える飲食店を支援する目的で新設された。通常の免許では審査に約2カ月かかるが、手続きが簡素化されたことで数日で免許が取得できるとあって、受け付け開始直後から税務署などに問い合わせが殺到した。

 申請件数のうち、4月24日現在で7794件に免許が付与されており、残りの約3600件についても、ほぼすべてで免許が認められる見通し。(中野浩至