退院後に再び陽性、山口県下松市の男性 県内で2人感染
山崎毅朗
山口県は1日、山口市の60代男性会社員と、下松市の40代男性会社員の2人が新型コロナウイルスに感染したと発表した。下松市の男性は4月4日に陽性が確認されて入院していたが、25日に退院。その後の健康観察中に再び陽性と確認された。県内の感染者は計34人になった。
県によると、山口市の男性は妻と長男とともに、4月2日に東京から帰省した家族2人と暮らしていた。4月20日に発熱し、自宅療養していたが今月1日に保健所に相談。同日にPCR検査で陽性が確認された。呼吸症状があり、感染症指定医療機関に入院している。
県は、濃厚接触者としてこの家族4人をPCR検査したが、全員陰性だった。
下松市の男性は、4月24、25両日のPCR検査で陰性と確認されて退院していた。29日に微熱があったため保健所に連絡し、再び陽性が確認された。現在は感染症指定医療機関に入院中で、症状はないという。(山崎毅朗)
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