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 澄んだすまし汁に、卵の形をした団子が二つ。口に含むと、和風だしのさっぱりとした塩気のなかにあんの甘みが残り、添えられた三つ葉の香りが漂った。

 あん入りの団子が鶏卵のような形をしているのが、その名の由来になったと伝えられる。青森県東部の下北地方や南部地方に伝わる郷土料理で、冠婚葬祭に欠かせない料理の一つとして親しまれてきた。

 青森県観光国際戦略局と農林水産部によると、京都などで食べられていた料理が江戸時代に上方から北前船で旧南部藩地域に伝わったという。けいらんを出している七戸町の食事処「やまと屋」の店主松橋澄子さん(69)も「港から伝わった料理。もともとは商家とか旦那衆が食べるようなものだったみたい」と話す。

 昆布や焼き干しで煮出しただし…

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