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 千葉県は3日午前、松戸市紙敷のパチンコ店「アムディ東松戸」に対し、新型コロナウイルスに対応する特別措置法に基づく休業要請を再度行った。従わない場合は午後にも、県内で初めての休業指示を出す。県は休業要請に応じない店の店名や住所をホームページで公表しており、この日は本郷谷健次市長が直接店に要望した。

 本郷谷市長と県の三輪雅弘・健康危機対策室長が、午前10時過ぎに店を訪れた。市長らによると、店側は店長が対応し、店舗内で市長が「休業への要望書」を手渡した。口頭でも休業を強く要請した。

 三輪室長は休業に応じない場合、最終手続きとして「指示に進む」旨を伝え、店側に「本日午後1時30分までに回答をほしい」と迫った。店長は「本部に伝える」とだけ話し、結論を避けたという。

 取材に応じた本郷谷市長は「多くの市民が我慢している中、店内は客がいっぱいで空いている席はなかった。クラスター(感染者集団)が発生してもおかしくない状況で、そうなったら、誰が責任を負うのか」と強い不快感を示した。

 市によると、午前10時の開店の時点で、店の駐車場には約120台の車が駐車しており、うち約50台が県外ナンバーだったという。(青柳正悟、今泉奏)