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 朝日新聞社は3月上旬から4月中旬に、憲法や政治意識について尋ねる全国世論調査(郵送)を実施した。政治や社会の出来事についての情報を得るとき、参考にするメディアを六つの選択肢から複数回答で選んでもらったところ、参考にするメディアによって、「次の首相」選びに違いが出ていた。

 全体では、参考にするメディアは「テレビ」87%、「新聞」「インターネットのニュースサイト」55%、「ラジオ」16%、「ツイッターやフェイスブックなどのSNS」14%、「雑誌」8%と続いた。

 この中で参考にするメディアの組み合わせで「ニュースサイト」や「SNS」だけを参考にしている人(全体の7%。以下「ネット限定層」)と、「新聞」や「テレビ」だけを参考にしている人(全体の31%。以下「新聞・テレビ限定層」)を分析すると、「次の首相」に推す人が大きく異なった。

 次の首相に誰がふさわしいかを6人の名前を挙げて尋ねると、「ネット限定層」の22%が河野太郎氏を推して6人中トップ。一方、「新聞・テレビ限定層」の30%が石破茂氏を推して6人中トップだった。

 全体では、石破氏24%、小泉進次郎氏13%、河野氏7%、岸田文雄氏、菅義偉氏、枝野幸男氏はいずれも6%だった。「この(選択肢の)中にはいない」は29%だった。

 「ネット限定層」と「新聞・テレビ限定層」は、それぞれ回答者全体に占める割合に大きな差があるので単純比較はできないものの、対照的な結果となった。