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 新型コロナウイルスの影響で外出自粛が続く中、自宅でアウトドア気分を味わう「部屋キャン」が、ひそかに人気だ。金沢市内でアウトドア用品店を経営する番匠保司さんによると、楽しむためのキーワードは「お気に入りの道具」だという。

 リビングにシートを敷き、折りたたみ式のイスやテーブル、コンロをセット。ニンニクや香草、スパイスをきかせた料理で気分を盛り上げる。さらに小型のテントやタープを張れば、非日常感が増す。

 番匠さんのお気に入りは、ナイフなどを使って好みの形に整形できる木製のコップだ。「たき火など派手なことをするのは難しいけれど、こだわりの道具を使って自分だけの空間を作れば、十分に部屋キャンでも楽しめると思います」

 部屋ではなくベランダや庭でアウトドア気分を味わう「ベラキャン」や「庭キャン」も人気だという。

 富山県南砺市で内装業を営む山田真由(まさよし)さん(39)は、普段は休日になれば家族でキャンプ場に通う。しかし今は、自宅の庭にお気に入りのイスやテーブルを並べ、キャンプ気分を味わっている。山田さんは「色々工夫するのが楽しい。アウトドア用品を並べると、秘密基地を作っているみたいで、子どもだけじゃなくて大人も楽しめます」と話した。(岡純太郎)