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 新型コロナウイルスで外出自粛が続く中、高齢者が体力低下を防ぐために自宅でできる運動の手引を、筑波大の大蔵倫博(ともひろ)准教授(健康増進学)らがつくった。

 高齢者の家ごもりが続くと体を動かす機会が減り、健康と要介護の間の虚弱状態「フレイル」になる可能性がある。家庭で1人で行うことを念頭に「フレイル化予防運動の手引き」をまとめた。

 日常生活に必要な筋力を維持する「筋力トレーニング」、平衡性を保つ「バランス運動」、柔軟性低下を防ぐ「ストレッチング」、全身持久力を高める「有酸素性運動」の4分野について、いすに座ったままできる簡単な運動などを紹介。筋力や柔軟性を自分でチェックし、3段階で判定できる体力テストも載せた。

 大蔵准教授は「手引を見ながら体を動かし、健康維持に役立ててほしい。ただし、無理はしないでください」と話す。

 A4判17ページ。大蔵研究室のホームページ(http://www.taiiku.tsukuba.ac.jp/~okura/別ウインドウで開きます)から無料でダウンロードできる。今後はホームページで紹介する運動の種類を順次増やし、動画も掲載していく予定。(谷口哲雄)