新型コロナウイルスの感染拡大を食い止めるため、世界の国々も経済の失速を懸念しつつ、国民の行動規制を解除するかを慎重に判断している。
感染者、死者が欧州で4番目に多いフランスで、政府は11日から罰金付きの外出禁止令を緩和することを決めた。判断の根拠は、ピークの4月14日に3万2千人以上いた全国の入院者が、約2万6千人まで減り続けていることだ。
フィリップ首相は経済や子供への教育が滞ることについて、「国家に極めて重大な結果をもたらす」と強調し、理解を求めた。ただ、政府は5月7日に、「新たな感染者数」「集中治療病床の空き具合」「感染検査能力」の3指標をもとに、101ある県を赤と緑に色分けする考えだ。
緑の地域では政府の緩和方針を…
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朝日新聞国際報道部