世界ビッグ3の「裏庭選手権」、大ヒット 男子棒高跳び
ロンドン=遠田寛生
知恵と工夫、そして、元気があれば何でもできる――。
新型コロナウイルスの影響で外出を制限して生活する陸上ファンらに、男子棒高跳びのトップ選手の真剣勝負を届けようと、世界陸連は3日、「裏庭選手権」を開催した。3選手が前後半の計30分で5メートルの跳躍回数を競う企画で、公式SNSでストリーミング配信。視聴者数はイベントが終わった後も伸び、約5時間後には50万人を超えた。
フランス時間の午後5時。4分割された画面には、豪華な顔ぶれが映し出された。右上には2012年ロンドン五輪金メダリストのルノー・ラビレニ(フランス)。右下は世界選手権連覇中のサム・ケンドリクス(米)、左下には2月の室内競技会で世界記録を6メートル18に更新したばかりのアルマンド・デュプランティス(スウェーデン)だ。
開始の合図とともに、一斉に…