こにゃん市の第10代市長に保護犬 犬は7年ぶり2匹目
寺崎省子
「こにゃん市」の第10回市長選が4月末にあり、雄の保護犬「白水(いずみ)」(5)が初当選した。犬の市長当選は、7年ぶり2匹目。
こにゃん市は、インターネット上の仮想自治体。滋賀県湖南市観光協会が、市の観光PRと動物愛護啓発のため実施している。
市観光協会によると、今回は犬猫各4匹(途中、犬猫各1匹が辞退)が立候補した。4月24日にあった「開票」で、白水は、全国から集まった5838票の44%にあたる2570票を獲得。次点の雌犬(792票)を大差で制した。
ただ、新型コロナウイルス対策で、26日に予定されていた就任記者会見は中止に。飼い主に当選証書を授与する様子や新市長の「喜びの声」などは、動画投稿サイト「ユーチューブ」で公開している。詳しくは、「こにゃん市」のホームページ(http://www.burari-konan.jp/konyan/)へ。(寺崎省子)
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