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 米ニューヨーク(NY)州のクオモ知事は4日、新型コロナウイルスの検査を受けた州民が、100万人を超えたと発表した。人口1950万人の5%超にあたり、クオモ氏は「他州や他国と比べても最も多い」としている。

 NY州によると、4日までに検査を受けた州民は、100万7310人。このうち31万8953人(31・7%)の感染が確認され、死者は1万9415人(1・9%)に上る。クオモ氏や各国の公開データによると、国民の検査割合は、イタリア3・5%▽カナダ2・3%▽米国2・2%▽韓国1・2%▽日本0・15%――などとなっている。

 クオモ氏はかねて、大規模な「検査」▽感染者が誰と接触したかの「追跡」▽感染者や接触者の「隔離」の3段階が重要だと指摘。4日の会見でも、「1カ月当たり住民の3%が検査を受けること」が各地域における経済活動の再開の条件だと訴えた。

 NY州は新型コロナに感染しているかの検査とは別に、「抗体検査」も2日までに1万5千人に実施。感染後の免疫反応によって体内にできるたんぱく質を調べるもので、その陽性率は州全体で12・3%に上る。そのため、実際に感染していた州民の数は、感染が確認された数よりも多い可能性が高い。(ニューヨーク=藤原学思)