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 動静報道が3週間近く途絶えていた北朝鮮の金正恩(キムジョンウン)朝鮮労働党委員長に健康悪化説が飛び交ったことについて、韓国で経緯を検証する議論が起きている。北朝鮮内部の事情を知り得る脱北者らが情報の出どころとみられており、「正確さの確認が不十分だった」といった厳しい視線が向けられている。

 「私には北朝鮮の正確な分析が期待されていたのに、失望は大きかったはずだ。正恩氏が姿を見せた後、多くのおしかりを受けた。国民に謝罪する」。北朝鮮の駐英公使だった脱北者で、4月の総選挙で国会議員に当選した太永浩(テヨンホ)氏は4日、こうコメントした。正恩氏の動静が明らかでなかったころ、正恩氏について「少なくとも歩くのが難しい状態だ」と発表していたからだ。

 総選挙で当選した別の脱北者も「(正恩氏は)99%の確率で死亡しており、近く発表予定」と公表し謝罪に追い込まれた。2人とも保守系の政党に所属している。

 進歩系の文在寅(ムンジェイン)政権は、米韓の情報当局の分析などをもとに、正恩氏は健全だとのメッセージを発し続けてきた。政権高官は「根拠のない主張が繰り返されたことは、とても遺憾だ」と強く批判する。

「消息筋」の正体は……

 正恩氏をめぐっては、4月11日の党政治局会議に出席した様子が映像で確認されてから、北朝鮮メディアが5月2日に健在ぶりを報道するまで、世界で健康悪化説が飛び交った。

 発端は、北朝鮮情報を専門に扱…

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