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 新型コロナウイルスの感染拡大の影響で、今夏の高校総体が中止になった。一部競技を除き、高校3年にとっては部活動の集大成の場が失われた。そんな高3の皆さんへ、先輩たちが胸を痛めつつ、メッセージを送ってくれた。厳しく、温かい言葉の数々――。

柔道男子日本代表・井上康生監督

拡大する写真・図版柔道男子日本代表監督の井上康生さん=加藤諒撮影

 高3の高校総体は個人戦も団体戦も県大会で敗れ、本戦に出られませんでした。キャプテンを任されていたのに、先輩たちが長年続けてきた団体戦の本戦出場の記録を途切れさせてしまった。表彰式ではずっと涙を流しながらうつむいていたのですが、観客席から私の姿を見ていた母(1999年に亡くなったかず子さん)に、その場で2位の表彰状を破られました。

 「次へ向けて、胸を張って頑張りなさい」。そんな言葉をかけてくれた記憶があります。母も悔しかったんだと思います。自分にとって、すごく刺激になりました。この夏、高校総体がなくなってしまった皆さんと同じように、お父さん、お母さん、先生方もつらい気持ちだと思います。

 自分で変えられることと、変えられないことがあります。高校総体の中止は変えられない。しかしその先の未来は、自分で変えられます。悲しみにくれて過ごすか、情熱を持って新しいチャレンジをしてみるか。例えば10回の腕立て伏せを20回に増やす、というのでもいい。読書で知識を養うのでもいい。目標を決めて毎日を過ごしてみる。前を向くことで、道は切り開かれていくと思います。

■東京五輪マラソン代表・鈴木亜…

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