[PR]

 外出自粛が求められる中、新型コロナウイルスの感染拡大防止にどんな行動や工夫をしているのか。山形県は、SNSなどでの発信を呼びかける「新型コロナからみんなを守る県民リレー」を進めている。若い世代の行動により感染が広がった事例もあることから、若者にもコロナ禍を「わがこと」と認識してもらうのが狙いだ。

 SNSでは、県が「#あなたとあなたの大切な人を守るために」をつけて、「今していること」「今だからできること」の発信を呼びかける。ツイッターでは、活動休止が続くサッカーJ2・モンテディオ山形の選手もこのハッシュ(#)タグをつけて、料理や勉強、トレーニングなど自宅での過ごし方を紹介している。

 高校では、生徒が登校日に自分にできることを書くメッセージボードを作り、ホームページで紹介する動きが広がる。「ポジティブ引きこもり」「一日一枚マスク作り」などアイデアも様々だ。

 40代以下がネット上で議論するオンラインテーマサロンもある。2回目の5月3日は、行ったつもりになる「山形のおすすめ旅行」がテーマ。山形市内の旅行会社代表が羽黒山(鶴岡市)や居合道体験(村山市)のツアーを紹介し、参加者ら計8人が山形旅行の魅力を話し合った。

 4月21日の記者会見で、吉村美栄子知事は「一人ひとりが前向きな気持ちを表明し発信する。大きなウェーブになってほしい」と話した。(上月英興)