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 静岡県の川勝平太知事は5日の記者会見で、緊急事態宣言の延長を表明した政府に対し、「休業要請しようにも(休業に対する)協力金が出せない市町もある。こういう窮状を助けるのが政府の役割ではないか」と強い不満を表明した。

 川勝知事は5日に開いた県の対策本部会議で、県による事業者への支援について、「カツカツでこれ以上はできない」と述べ、「総理の会見で臨時交付金に言及がなかった。『権限はまかせるから丸裸で戦え』というのは大変なことだ」と指摘した。知事会として再三、臨時交付金を要請しているのに言及がないことに対し、強い不満があるという。

 静岡県は6日までの休業要請に応じた事業者に20万円を支給し、市町が旅館などに独自に要請をする場合は半額補助している。緊急事態宣言の延長を受け、キャバクラなどへの休業要請を17日まで延長し、20万円を追加で支給することを決めた。(矢吹孝文)