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 全国高校総合体育大会(インターハイ)の中止を受け、その予選だった県高校総合体育大会(県総体)をどうするか、各県の高校体育連盟(高体連)が悩んでいる。部活動に打ち込む多くの高校3年生にとって、引退を懸けた大事な大会だからだ。新型コロナウイルスに対応する緊急事態宣言の延長も決まり、厳しい判断を迫られている。

 大分市の高校3年、新川ももさん(17)は、小学4年で始めたバスケットボールの集大成として5月末の県総体をめざしてきた。だが3月初めから突然の休校。学校は一時再開したが部活はできないまま、再び休校に入った。もう2カ月間、パスもシュートも練習できない。それでも「県総体に向けて頑張ってきた。なくなったら勝ち負けより悔しい。無観客でいいからやってほしい」と願い、自宅で筋トレを続ける。

 大分県高体連は1日、30日~6月1日に予定していた県総体35競技をひとまず延期することにした。事務局には「せめて県総体をして、気持ちに区切りをつけさせてほしい」という保護者や教員らの声が届く。一方で最近は「もう受験に向けて切り替えたので、引退を引っ張らないでほしい」という声も寄せられるようになった。部活を再開しても練習不足のまま試合をすれば、ケガにつながりかねない。練習期間をしっかり取れば引退がずれ込む。「3年生にとっては進路も大事。それぞれいろんな思いがある。スパッとは決められない」と安部新悟理事長は悩む。

 福岡、鹿児島、沖縄の県総体も…

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