拡大する写真・図版特殊詐欺に特化した指導を受ける少年=2019年12月23日、新潟県長岡市の新潟少年学院、田中恭太撮影(画像を一部加工しています)

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 オレオレ詐欺などの特殊詐欺の「実行役」として検挙される少年・少女が増えている。こうした少年らに特化した特別な指導が、一部の少年院で始まっている。「自分も被害者」と思っている少年らが、「罪の意識」を感じるためにはどうすればいいのか――。実際の授業の様子などを取材すると、単なる座学だけではない工夫がみえてきた。

 昨年暮れ、新潟少年学院(新潟県長岡市)の教室。丸刈りの少年4人に、法務教官の澤田尚宏さん(43)が尋ねた。

 「これを読んで考えたことがあればお願いします」

拡大する写真・図版新潟少年学院では、特殊詐欺を経験した少年が集まり、法務教官の澤田尚宏さん(中央)が進行役になって経験や考え方を話し合いながら授業を進める=2019年12月23日、新潟県長岡市、田中恭太撮影(画像を一部加工しています)

 「これ」は、詐欺被害者が受けた精神的被害について書かれた文章だ。4人は、現金などを被害者から受け取る「受け子」や、うその電話をかける「かけ子」などを担ったとして検挙された。

 「被害はお金だけと思っていた…

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