父はため息 母は「忘れなさい」…過去の反省、続く葛藤

有料記事

藤田直央
[PR]

ナチズムの教訓は今④

 統一30年になるドイツのかつての西側と東側でナチズムへの反省の形は違うのか。冷戦下約40年の分断を経て西側に吸収された東側を中心に、右翼政党が勢いづく。

 ドイツ各地を2月に回り、世代と東西のギャップが絡み合う問題の複雑さを実感した。それを伝えるため2人の話を紹介したい。

 歴史研究者のワーナー・フィーデラー(61)は、出身の旧西側・ニュルンベルクにあるNPO「みんなの歴史」でナチスの遺構をガイドしている。語ったのは過去の直視に至る社会の葛藤だ。

 「子供の頃ナチスの話を父に…

この記事は有料記事です。残り1045文字有料会員になると続きをお読みいただけます。
【10/18まで】有料記事読み放題のスタンダードコースが今なら2カ月間無料!