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 山形県鶴岡市の市立小中学校17校で7日、新型コロナウイルスの感染拡大で延期になっていた入学式があった。ようやく迎えた門出の日を祝おうと、JA鶴岡花き振興部会(佐藤清張部会長)は、管内にある小中学校の新1年生全員に花束を贈った。

 斎(いつき)小学校では1年生24人がマスク姿で式に臨んだ。椅子の間隔を空け、保護者の出席は2人まで。在校生代表で出席した6年生の三浦緋桜(ひろ)君が「楽しいことがいっぱいある」と学校行事を紹介しながら歓迎した。

 花きの生産者らも、卒業式の中止など影響を受けている。それでも「ふさぎがちの世の中を明るくできる」と花束のプレゼントを思いついたという。

 花束は「未来への憧れ」の花言葉もあるアルストロメリアを中心にマーガレットやヒマワリなど。担任教諭から一人ひとりに手渡され、保護者と子どもたちが花束を手に記念撮影していた。家の手伝いもしながら過ごしていたという佐藤志織さん(7)は「算数が楽しそう。入学式で友だちもできたよ」と話した。

 市内では8日も20校で入学式があり、11日から段階的に授業が再開される予定だ。(佐藤孝則)