外食大手に明暗、4月はスシロー4割減 マック前年超え

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若井琢水 加茂謙吾
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 大手外食チェーン各社が7日に発表した4月の売上高は明暗が分かれた。政府の緊急事態宣言に伴う外出自粛などで厳しい環境に置かれているが、取り組みには違いが出てきている。

 回転ずし大手「スシロー」の売上高は、直営既存店で前年同月比44・4%減と落ち込んだ。自治体の要請で、8割の店舗の営業時間を午後8時までに短縮したことが響いたという。

 自宅で握れるセット商品など持ち帰りや宅配の売り上げは好調で前年同月の2倍に急増したが、全体の落ち込みを補うまでには至らなかった。スシローグローバルホールディングスの水留浩一社長は7日の2020年3月中間決算の電話会見で、「営業終了時間が1時間後ろ倒しになるだけでかなり結果は違ってくる。今後の行政の対応を注視している」と述べた。

 「餃子(ギョーザ)の王将」…

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