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 「帰省を控えて」ではなく「オンライン帰省を」、「外食しないで」ではなく「飲食は持ち帰り、宅配も」。新型コロナウイルスの感染拡大を防ぐ呼びかけは、今までと少し違う印象の文言や伝え方が目立つ。外出禁止など強い法的措置をとらず、どうやって多くの人に行動を変えてもらうか。「ナッジ」と呼ばれる工夫が生かされている。

ポイントは「損を感じない」

 ナッジ(nudge)とは、ひじで軽く押すという意味の英語。「○○せよ」「○○するな」など行動を制限する規制と違い、選択の自由を残しつつ望ましい方向へとそっと後押しする取り組みだ。補助金などに頼らず、行動を促せる。

 「ナッジだけですべての人の行動を変えるのが難しいことは事実だが、私たちの行動変容でしか感染を減らすことができない」

 そう説明するのは大竹文雄・大阪大教授。人との接触を減らす「10のポイント」をまとめた政府の新型コロナ対策の専門家会議に、行動経済学を研究する立場から助言している。オンライン帰省の呼びかけなど10項目は、ナッジの考え方を生かしているという。

 「仕事は在宅勤務」「待てる買…

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