コロナのいまこそ「孤独のすすめ」 教員が発した問い

有料会員記事新型コロナウイルス

小川崇
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 新型コロナウイルスの影響で、街や学校、職場から遠ざかる時間が積み重なり、「孤独」を意識した人は少なくないのではないだろうか。「孤独」を前向きにとらえる人たちに、どう向き合えばいいのかを聞いた。

 「孤独の達人」などの著書がある明治大の諸富祥彦教授(心理学)は、「孤独にはいくつかの種類がある」と話す。新型コロナによる「外出自粛」は、孤独を強いられている「非選択的孤独」だが、向き合い方を変えることで意味のある「選択的孤独」に転換できるという。

 日ごろは「外的に何かを成し遂げなければならないというベクトル」にある。だが、世間との流れを断ち切ることを求められている時は「自己の内面と向き合う」機会だという。一人で本を読んだり、映画を見たりするだけでなく、「自分に問いかけ、内側から出てくる言葉を日記やツイッターなどに残す。そうすることで自分の人間性を内側から深めていける」と説明する。問いかけるのは「何が自分に本当に大切なもので、何がそうではないか」。人生で大事なモノや人、譲れない目標などだ。

 諸富教授は、家族と暮らす人でも「孤独」になることはできるという。「トイレや書斎、どこでも。やれば慣れます」

 3月まで岐阜県多治見高校…

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