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 マスクをせず校内の会議に出たとして、大阪電子専門学校(大阪市天王寺区)の嘱託職員の男性(60)が、運営する学校法人木村学園から4日間の出勤停止の懲戒処分を受けたことが8日、わかった。男性が加入する同校の労働組合は、処分の取り消しを求める申入書を同法人に提出した。

 法人と労組によると、男性は4月7日午前9~10時過ぎ、他の教職員約10人と会議に出席。終了後、法人の理事長(69)からマスクの未着用をとがめられた。同校は3月2日から休校中で、会議のあった日は在籍する学生約110人はほぼ来ていなかったという。

 男性の話では、「どこに行っても買えない」などと弁明したが、理事長から「学生にうつしたらどうする」などと注意を受けたという。数日後の面談でも「学校を潰す気か」「もう来るな」と取り合ってもらえなかったという。校舎に一定数のマスクが備蓄されていたが、男性は「知らされていなかった」と話している。

 一方、理事長は処分の理由について取材に、「学生の健康と安全を守る立場の教職員として、感染リスクを軽視している」とした上で、「十分な反省が見られなかった」と説明している。